内科医のノート (Diabetologistnote) 子供の頃の肥満は2型糖尿病のリスクとなる。
子供の頃の肥満は2型糖尿病のリスクとなるものの、大人で肥満がなくなっていれば、糖尿病発症リスクは、子供から大人までBMI正常者と同じという結果です。(NEJM11月17日号) 食育の重要性を感じました。
まとめ
4つのprospective study、6328人のデータ、大人の肥満の基準はBMI 30
子供の頃、大人ともに肥満のない人をコントロールとする。
うつ病のスタッフの教育ビデオのコーネル大学の規模
子供から大人まで肥満があると、2型糖尿病5.4倍、高血圧2.7倍、高LDLコレステロール血症1.8倍、低HDL血症1.8倍、高TG血症3.0倍
子供の頃、肥満があっても、大人で肥満がなくなれば、子供から大人までBMI正常の人と、risk of outcomeは同じ。
子供の時の肥満が大人になってからのcardiovascular risk 増加とつながらないという報告もある。
今回の論文のlimitation は、observational study、4つのコホートからデ―タを取得している、主に白人のデータであること。
成人肥満
子供の頃、体重が正常で大人になって肥満になるのは15%に過ぎない。
子供の頃、肥満であった82%は大人でも肥満となる。
Childhood Adiposity, Adult Adiposity, and Cardiovascular Risk Factors N Engl J Med 2011; 365:1876-1885 November 17, 2011
Childhood Obesity and Coronary Heart Disease Albert P. Rocchini, M.D. N Engl J Med 2011; 365:1927-1929November 17, 2011
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